何かをされたきっかけで処理を開始することを「イベントドリブン方式」といいます(NetwingsJ)

主に、Javaが、こういうものに得意ですよね。Javaは、その仕組みそのものが「オブジェクト指向プログラミング」でして、何かをされたきっかけに、一連の処理を開始することを「イベントドリブン方式」と呼びます。「イベントドリブン方式」の違う言い方として「イベントドリブンアーキテクチャ」という言い方もします。

極端な話、エレベーターのボタンが押されたことをきっかけに、例えば、上に行くだとか、扉を開けるだとか、そういうことも、一種の「イベントドリブン方式」と呼べますね?

スマホゲームが、画面をタップされたことをきっかけに、サーバーの応答を待ち、画面表示を切り替える、描画し直すとか、通信を始めるだとかは、ひとえに「イベントドリブン方式」という概念があるからに他ならないのです。

また、クレーンゲームが、おカネを入れられたことをきっかけに、ゲームを開始するとか、ボタンが押されたことをきっかけに、アームが動くだとか言うのも、一種の「イベントドリブン方式」と言えます。その処理の結果、入れられた現金がなくなった場合には、一連の処理を停止するだとか言うのも、制御のうちの一つです。

こういう処理の仕方をしていると、例えばクレーンゲームの場合、アームを動かしながら、同時に、ボタンがどう押されたか、どんなBGMを流すか判断するための処理などを、同時並行的に行います。景品が、うまく取り出し口に入った時には、お祝いの音楽を流すことが出来るのは、ひとえに「イベントドリブン方式」だからです。同時並行的に処理が出来るからに他ならないからです。

Javaの以外にも、そういう「イベントドリブン方式」で処理できるプログラムの種類は多く存在しますが、Javaがきっかけになって、そういうアプリケーションソフトが出回るようになりました。

ではでは(・∀・)ノ

パソコンのお医者さん クレーンゲームは苦手 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

ネットウイングス

兵庫県尼崎市のネットウイングスは、個人で2002年から始めた、日本のユースウェアにかかわる団体でして、パソコンに関する個人に向けた、パソコンのユーザービリティを高めるための活動をしています。

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