こういう、怪しからんと思われる現象。実は、ルーターのWPS機能を使っていると同時に、Windows 側で、「Windows Connect NOW」というバックグラウンドプロセス(サービス)が動いている時、こちらからショートパケットを、無線中にブロードキャスト(撒き散らす)してしまうので、まずは落ち着いて、ルーターのWPS機能を黙ってOFFにしましょう。デフォルト設定でONになっている場合がありますので、まずはそれを切れば、大概の見知らぬ(こちらの呼びかけに応答してくれた無線LAN機器)が見えなくなります。同じワークグループ名や、同じNTドメイン名など、既知のネットワークのみの表示となるのです。
こういうこと、よくありますよね? 「お前は誰だ!」と近隣住民を疑うこと
実は、律儀にも、この「電話」さんが、こちらのショートパケットの応答に、わざわざ応じてくれたものでした。当方のミスです。ごめんなさいね。
ブロードバンドルーターの「WPS」機能を切るのが、一番手っ取り早いです
これで、設定を保存終了しておけば、余計な「Windows Connect NOW」サービスによる、ショートパケットのブロードキャストを発信することがなくなります。なお、バッファローの場合、AOSS(近接ルーター間での自動接続時に使うなどの赤いボタン)は、そのまま有効にしておきます。
Windows 11 にもなって来ると、Windows 10 にあったような「サービス」の設定がいじれないので、手っ取り早いのは、「Windows Connect NOW」サービスを切るよりも、ルーター側の「WPS」をオフにするだけで、「曲者」は表示されなくなります。
WPS機能をオフにした後の、ローカルネットワークのアイコンの振る舞い
このように、自分の既知のローカルネットワークだけを表示させている図(設定後)が表示されまして、一件落着なわけですよ。
【謝辞】この見知らぬ方に謝辞を申し上げたいと思います。助けていただきありがとうございました。本当に助かりました。
世の中、見捨てたもんじゃありませんね。この場合は、Windows 10 のケースでしたが、同じことが、Windows 11でも準用出来るようです。
めでたしめでたし。後は、Windows ファイル共有サービスの設定を残すのみ。そして、念のため、無線LANから、誰も入られないように、MACアドレスフィルターをルーター側でかけておきます。
MACアドレスフィルターを設定する図
序でに、当方では、WINSサーバーもありませんし、LMHOSTSの記述も、ピアtoピアのネットワーク(言い方が古い(笑))では必要ありませんので、それも切って、NetBIOS over TCP/IP も過去のOSとの互換性を保つためだけのものなので(NetBIOSを参照している古いソフトウェアがある環境では、よく検証してから)無効にします。
余談ですが、今日土曜日半日かけて、昼から夜までかけて、こんなことばかりに集中したために、バチが当たったのか、麦茶で食あたりを起こし、思わずお腹が下ってしまいました。(関係ない)
後はゆっくり休んで寝ますー。ちなみに、前職がこのような切り分け作業ばかりだったので、これは恐らく「職業病」でしょうね(笑)思わず、ツイートを(ポストを)連投してしまい、皆様にご迷惑おかけして申し訳ありませんという気持ちでいっぱいです。
ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 近隣住民を疑って済まない ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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