デジタル世代の上手なデジタル録音のコツ(NetwingsJ)

どうも(・∀・)ノ オジンです(笑)千葉県から兵庫県に来た変な人です。変な人と言っても「変えて行く人」という意味で、ある意味「変な人」です(笑)

さて、高校生時代の友人から教わったことなんですが、カセットテープ世代は「録音レベル」とか「音圧」やら何やら、オーディオマニアックな趣味があったもんですよ。

だって、僕自身が、高校卒業直後にアルバイトしたお店が「第一家庭電器ダック千葉店」とか「千葉そごう 電器文化雑貨課」だったりしますので、オーディオマニアックな話を、その店頭で、お友達と、よくしたものです。

例えば、ラジオ番組風に、カセットテープにカセットデッキを使って、自力で録音するとします。これは、日本ビクターの「オーディオチェックCD」というもので教わったんですが、まず、ウインドベル。これは、デシベルメーターぎりぎりの録音レベルで録音すると、デジタル機器(当時はDAT(だっと))の厳しい試験になると、「オーディオチェックCDの中のお姉さん」が申しておりました。ですので、そういう場合は、音割れを防ぐ意味でも、少しデシベルメーター的に、録音レベルを下げてあげる必要性があります。

次いで、会話ですが、これも、アタック音は、多少大目に見て、0デシベルを少し振り切るぐらいでちょうどいい感じなんです。音圧レベル的にも、会話は多少大きめに録ることです。

一方、音楽ですが、それは「リズム隊を基準に考えること」です。ドラムや、ハイハットの音ぐらいは、元気よく0デシベルを少し振り切るぐらいでちょうどいい感じなんです。でないと、肝心のボーカルの音圧レベルが低いままでは、臨場感というものがありません。せっかくのデジタル録音ですから、ここは「べた録り」でいいんじゃないかな、と僕自身はそう思うんです。レベルオーバーを気にする余り、ダイナミックレンジ(Dレンジ)が貧弱になってはいけませんね。

あとは、よその音楽番組を聴いて、音圧レベルを脳内に叩き込むことです。お手本になるのが、本物のFM放送局とか、文化放送・超A&Gプラスとかです。放送局の録音レベルは、基本、0デシベルを越えないぐらいに、リミッターがかかっています。そういう機材があるのです。なければ、まあ、耳で録音を聴いた感じで、周囲とのバラツキがないか、それだけでいいんです。

お手本(文化放送・超A&Gプラス)

要は、どんなに暗い音楽でも、せっかくのデジタル録音なんですから、遠慮せずに、元気に明るく録る。デシベルメーターの0デシベルを、リズム隊(あるいはストリングス)中心にお考えいただき、ちょっとだけ越える感じで録る。音楽全体のピークを、0デシベルに合わせる。そういうことです。

……と、僕は思うのですが、これで間違っていたらごめんなさい。日本ビクターの「オーディオチェックCD」の教え方が悪いのです。どうかご勘弁を~。

あと、おカネがあるのなら、ヤマハのウェブキャスティング用ミキサーか何かがおススメです。これは、一見、アナログ機器に見えながら、内部的に高い周波数で、リサンプリングするので、デジタル録音におススメです。これですと、0デシベルを超えようとした段階で、リミッターがかかりますので、案外きれいに録音が出来るというものです。

ではでは(・∀・)ノ

パソコンのお医者さん オーディオ機器の店員経験者 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

ネットウイングス

兵庫県尼崎市のネットウイングスは、個人で2002年から始めた、日本のユースウェアにかかわる団体でして、パソコンに関する個人に向けた、パソコンのユーザービリティを高めるための活動をしています。

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