HP Notebook 15-af165au メモリ増設&SSD化(NetwingsJ)

どちらかというと、僕はバカから数えたほうが早いし、そんなにノートパソコンを使って、私出来ますアピールもしない方なんですよ。スタバとかで、こういうの使って仕事している人がいますけどね。果たして中身まで知っているかというと、そうでもない場合が多いんですよ。

そこで、中身を知っている僕が、HDDボロボロ、メモリ貧弱なノートパソコンを、辛うじて仕事が出来るレベルにまでしよう、5200回転の回転体が入っているデバイスはやめよう、ということで始めた今回の大改造です。HDDは、酷使のし過ぎでS.M.A.R.Tの警告が出ていましたし、メモリに至っては4GBの狭さで、途中でOSごと落ちる、再起動を迫られていましたし。それを何とか使えるレベルにまで持っていこうというのが、今回の試みです。

HPのノートパソコンって、筐体がはめ込み式で、分解する時に、パネルはがしをした際に、どこかプラスチックが折れたり割れたりするんじゃねえのかな? という恐怖を抱きつつやったのが、正直なところです。

SSDって、こんなに小さい部品で出来ています。薄ッ! 軽ッ! ってとても驚いたんですよ。シート状の、NVMEメモリM.2メモリでは、更に小さい部品で出来ています。それは、ハッキリ言って、メモリむき出しの、ただの電子基盤です。今回は、性能云々よりも、コスパ重視でシリコンパワーさんのソリッドステートドライブにしました。

今回ばかりは、千葉県立千葉工業高等学校・情報技術科を卒業しておいて良かったと思っています。あそこの学校では、ソフトウェアのみならず、半導体や電気回路の基礎までさせますからね。やってて良かったと思います。つまり「ここをこう触ったらヤバい!」ということが、本能として身につくからです。普通科では、多分教わらないところまで教わりましたからね、年配になっても応用が利くのですよ。

メモリスロットがもう1つ空きになっていましたので、いっそ互換が利くメモリで埋めてやろうと思って、4GB×2で合計8GBにしました。これとて、コスパ重視でシリコンパワーさんのメインメモリにしたんですけどもね(上図左半分)そして、裏返しになっていますが、反対側の黒い四角形が、今回のSSD512GBです(上図右半分)そそっかしいタイプなので、どこか壊さないか心配でしたが。このメーカーのノートパソコンの場合、パネルはがしをして、中身を剝き出しにしないと、部品の換装ひとつ出来ない(ほかのメーカーですと、パネル裏側にメモリ交換用の出入り口のふたが空いていて、ビス止め1個でふたが開け閉め出来るのですが)のですよ。

ようやく12個のM2のミリねじで固定して、組み上がって、OS(Windows 10)のインストールです。これがまた長いんです、時間がかかります。あの、右回転するぐるぐる、あれはまともに眺めていると酔ってしまうので、その間放置することにしました。やがて、Windows 10も、EOL(OSとしての寿命)を来年迎えますので、その時は、Googleおススメの、Chromebook(Chrome OS Flex)にして遊ぼうかな? YouTube見る用マシンにしようかな? と今から画策しています。

こういう、ハードウェアの中身を見る用のソフトウェア(HWiNFO64)をインストールしておいて、どうか、ということを試します。どこか壊れていないか、何か部品が外れていないかのチェックにもなります。ちょうど、消化器内科さんが、患者にバリウム飲ませて、レントゲン検査をするようなものです。8GB積んだメインメモリはシングルチャネルになっており、デュアルチャネルにはなっていませんし、AMD RADEONの内蔵グラボが、そのうち1GBを食っているんだな、ということも分かります。2つあるディスクドライブも、ちゃんと機能してるね? ということが分かります。

また、この画面は「HP Support Assistant」という画面ですが、ここではS.M.A.R.T(ディスクドライブの異常検知)デバイスの状態の欄に「ストレージ 正常」と出てくればOKです。さらに知りたければ、フリーウェアの「CrystalDiskInfo」というソフトウェアを入れれば、もっと詳しく分かるのですが、そこまでの時間がありませんでしたので、新品だから、まあ、いいか! という感じで割愛させていただきました。

【追記】CrystalDiskInfo通常版、64bit版を入れて動かした図です

この状態に持っていくまで、トイレ頻回、カロナール(解熱鎮痛剤)3錠を費やしました。その甲斐あってか、どうにかこうにかパソコンがストレスなく動くレベルまで持っていくことができました。SSDに換装した、このPCですが、それでもYouTubeで動画を見る際には、データの読み書きに少しタイムラグが起きて、しばらく進んでは一瞬止まる、ということもあります。打鍵するぶんには、このレベルでも充分問題ないので、Windows 10の寿命までは使って行きたいと思っています。

ではでは(・∀・)ノ

パソコンのお医者さん 捨てたらもったいないお化けが出るぞ ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

ネットウイングス

兵庫県尼崎市のネットウイングスは、個人で2002年から始めた、日本のユースウェアにかかわる団体でして、パソコンに関する個人に向けた、パソコンのユーザービリティを高めるための活動をしています。

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