大昔に、ソフトウェア専業会社に併設される形で、JUA(日本ユースウェア協会:当時)会員企業にお勤めしていたことがありました。ソフトウェアを納める序でのユースウェア、そして、事務用品販売会社が、そのJUA会員企業であれば、問題なく他で収益を得ることができるんです。
つまり、サポートも兼ねている何らかの販売会社ならば儲かるのですが、あいにく、サポート専業会社(ユースウェア企業)だけでは儲けを出せなかった過去があり、現在では、日本ソフトウェア協会(SAJ)にユースウェア部会として吸収され、今ではその部会もなくなっている模様です。
それが証拠に、大昔にユースウェアの専業会社を立ち上げた、ある女の人がいたのですが、残念ながらその会社は後日解散してしまいました。
やっぱりユースウェアは「ソフトウェアを売る序で」だったり、「複合機などの事務用品を売る序で」で経営しているところが大多数でして、ユースウェア専業会社だけでは儲からないというのが実情です。
その昔は「ユースウェア技師」という資格もありましたが、日本ユースウェア協会が終わるとともに終わりました。
僕自身は、その後、HDI-Japan (ヘルプデスク・インスティテュート)の「カスタマーサポートスペシャリスト」(当時)を受験しましたが、このカスタマーサポートスペシャリストも、今では違う資格の名前に細分化されているようです。決して安くはないおカネがかかりますし、資格を取得しても、知名度が低いなどの理由で、あまりカスタマーサポートの世界以外ではマイナーな資格です。
たとえば、病院の先生は、医学を頑張って勉強すれば、それこそ「先生」と呼ばれて重宝されるのです。法律家の先生は、法学部を出て頑張って司法試験を必死で勉強すれば、それこそ「先生」と呼ばれて重宝されますが、コンピュータを幾ら突き詰めて勉強したとしても、一生勉強したとしても、決して「先生」とは呼ばれないつらさ、エンジニアの社会的地位の低さを痛感しています。
みんなで、コンピュータエンジニアの地位向上を図る必要がありますね。ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 元ユースウェア技師 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
0コメント