プログラミング、情報ネットワーク、情報セキュリティ、そしてブログの執筆。人間のすることですから、例え「ベスト」は尽くせても「パーフェクト」ってなかなか出来ません。電子回路設計だって、機械設計だってそうです。パソコンの修理だってそう。わたくしは仕事として、それら全部をやって来ました。毎日がエンドレスで、終わりのないトライ&エラーの繰り返しです。この記事でさえ、かれこれ5~6回は校正しているのです。
- いらすとや/完璧主義者のイラスト
もともと、完璧ではないものに、完璧さを求めると、それを実現出来ない他人や自分自身にまずイライラしますし、そんなお話を仮に他人に吹っ掛けたとしたら、非常にお互いに気まずい雰囲気になり、お互いに不機嫌になりますよ。だって、人間だもの(笑)情動で動く動物ですから。
この記事だって、トップページにはこのように書いておきました。ある種の免責事項のつもりです。
(なお、掲載情報につきましては、細心の注意をはらって掲載しておりますが、その内容を保証するものではありませんので、予めご了承ください)そう書いてあるのに読まない方が悪い、とエンドレスで喧嘩が止まらなくなるか、いずれか一方が、ぐっと堪忍して、辛抱することになりますよ。
この世の中に、完璧なもの、ひと、ことなんてありませんよ。何かしらのトライ&エラーがあるから、人は教訓から学べることもあるし、日々進化していこうという、次からは気をつけます、ということにもなるんです。それを「お前、完璧ではないやないか、どないしてくれんねん!」とイライラ怒ったって、しょうがないことです。ミスは誰にでもあります。
コンピューターだって、年々複雑化しています。特に、プログラムのソースコードがそれに当たります。大昔のように、紙テープ(鑽孔テープ)の8ビットだけを読んで「ふむふむ、ここを直そう」では済まされない世の中になって来ていますので。そんなの「バビル2世」のコンピューターに囲まれた「バビルの塔に住んでいる住人」ではもうありませんので。
もし、完璧に近い人がいるのなら、例えば、ゴルフ場に出かければ、毎回ホール・イン・ワンをするでしょうし、野球なら、バッターボックスに立てば、毎回ホームランを繰り出す打者になっていることでしょう。
プログラミングの世界でも、まったく瑕疵のない製品が出来ないからこそ、後からパッチ当てを出来るようにしておくとか、エラーや脆弱性が後から修正できるように、あらかじめ作っておくのです。
おわかりか? ヒューマンエラー対策は出来ても、完璧にヒューマンエラーをなくすことなんて、出来っ子ないのです。……ということを、主に過去の元上司に向かってツバを吐いたつもりです。あー、スッキリ(笑)
ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 中年の主張 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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