うーん。運営ご担当者様のお話をダイレクトにお聞きしたんですよ。そうしたら、仮に、スタッフ全員解雇して、自動で電波を出し続けたとしても、年間2千万円の赤字が出る。財団法人ゆえに、民間企業のように、経営企画書ならびに、目論見書を出せない状態にあるので、銀行さんから直接の融資が受けられないし、仮に融資が受けられたとしても、融資の返済が滞る恐れがあると。そういう、財団法人ならではのお悩みというものがあるらしいのです。機材の更新云々よりも、一番かかるのが人件費と運転費用。なので、尼崎市役所から年間4千万円の援助が受けられないことは、これはもう、決定事項であり、今からどんだけ頑張ってもダメだ、という運営ご担当者様のご意見でした。
これは、元「阪神印刷株式会社」の「ミスター合理化」の手には負えないな、というのが、正直なところです。何とか助けてやりてーんだけどなあ……。
とにかく「困ったらいつでも仰ってください、昆陽里バス停から、いつでも手弁当で応援に駆け付ける!」とまで申し上げたのですが、運転資金が底をついたとなると、おいそれとは助けようがありません。「複数社による共同運営とか。日本スピンドル製造とかタクマとか、おカネ持ってそうでしょう?」「営業回りに行って来るとか……」いろいろ申し上げたのですが、ちょーっと難しそうですねえ。「ケーブルテレビ局へのサイマル放送で息を吹き返したところもありますよ」(ここで言う、ZAQ系、阪神電鉄系資本のケーブルテレビ局、阪神シティーケーブルじゃなくて、いまなんて言ったっけ)そういう、サイマル放送をするのにも、新たにおカネがかかるらしくって……。
沈没船の船底に、大穴が開いていて、これは、漏水箇所に新聞紙を詰めるぐらいの合理化では、なんとも出来ないな、というのが、正直な感想です。
予算がなくなって終わりゆくラジオ局。日本で2番目に開局した、コミュニティFM局。終わる運命なのかな。SOSを出すのが少しばかり遅すぎた面もあるかも知れませんね。
ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 知恵はあるけれど無力 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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