最近では、アーケードの銀傘にちなんで、魚町銀天街と呼ぶようになったのですが、おいらの幼い頃は、西鉄北方線(路面電車)があった頃は、単に魚町商店街と言ったものです。うちでは、なんちゃって焼うどんなので、反則技として、冷凍うどんを使ったり、鉄板焼きや、野菜炒めのついでに作ったりするのですよ。
ここでは、魚町銀天街のお好み焼き屋の大将が、本格的な乾麺(干しうどん)から、小倉発祥本格元祖焼うどんを作ろうという趣旨の、6分程度の動画です。魚町銀天街制作のものです。
ネットウイングス主筆の田所も、かつて横尾さんだった頃は、小倉生まれだったりしたものですよ。生粋の小倉っ子、小倉記念病院生まれ(小倉区大字宝町:1970年生)だったりするものですよ。その後、小倉区が、小倉北区と小倉南区に再編されましたので、小倉南区の徳力公団に住んだというものですよ。
うおゼミ!「小倉焼うどんの美味しい作り方講座」
まあ、大阪では、他の干しうどんを使ってもいいですし「11分も待たれへん! 辛気臭い!」と仰る方でしたら、冷凍うどんでもいいです。鯖節じゃなくて、鰹節でいいと思います。小倉ではこの場合「中濃ソース」なんですが、なければ「とんかつソース」で代用しても可能です。お好み焼きや、たこ焼きのトッピングが残っていればそれでいいんです。お家で、野菜炒めや、鉄板焼きの野菜と肉の残りを置いておいて、焼うどんを〆にして再現してみては如何かと思うんですよ。
お好み焼き屋の大将、案外きれいな標準語だったでしょう? なぜか。それは、隣町八幡に官営八幡製鉄(新日鉄)があったもんですよ。東京都出身の方が多く出張って来たので、赴任して来た歴史がありますので、比較的、皆さんそれに合わせて、きれいな標準語を話されるというものですよ。同じ九州地方でありながら。
ちなみに僕は、どうしても夜中に焼うどんが食べたいと感じた時には、冷凍うどんをレンチンして、そのまま油を熱したフライパンに放り込み、ソースの代わりにケチャップで炒める、具なし、という超簡略化した焼うどんで空腹を満たすときがありますが、これはあくまでも邪道です(笑)
小倉生まれ、千葉育ち、故郷が兵庫県尼崎市(ほぼほぼ大阪市)という、複雑な生い立ちによる、屈折した郷土愛でお届けいたしました。北九州・小倉のソウルフード、焼うどんをご家庭でも。
個人的な意見としては、出来ましたら、大阪から飛行機で小倉へ行くことはないので、JR小倉駅の売店(出来れば新幹線口)でも、あの焼うどんセットを置いて売って欲しいものです。
このように、うどんがあれば、大阪のようにすぐにダシに入れずに、ついついソースで炒めてしまう小倉っ子の生態があったもんですよ。
ではでは(・∀・)ノ
(文:ネットウイングス執筆班 主筆 田所憲雄 拝)
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