トラフィックの輻輳(混雑)のため、流量制限(フロー制御)を行っているようです。つながりにくい、どころか、ほとんどつながらないと思いますよ。中には、怒ったお客さんが、ショップに普段の4倍近い人数で詰めかけたというものです。ショップの店員に詰め寄ったとしても、ショップ店員さんは、いわば代理店営業のようなものでして、VoLTE(ボルテ)の交換機を直接扱える立場にありません。なぜならば、エンジニアではないのですから。そこを、イチャモン言っちゃうもん、でクレーマーが大挙して押しかけたという有様です。多分ですが「一度払った金返せ」とか「どないしてくれんねん」ぐらいのことは言ったかと思いますよ。
繰り返しになりますが、ショップ店員は代理店営業みたいな立場ですので、電話交換機のことはあずかり知らないわけですよ。そこんところは、勘違いなさらないでくださいね。
au(KDDI)のプレスリリース(2022年7月2日 午後8時現在の状況)
土日休みで、基本、エンジニアはフル出勤していません。ごく一部の保守要員を除いて、みんな土日休みです。そこに「交換機壊れたから、今すぐエンジニア全員参集!」と呼び掛けても、今度はエンジニアが困りますよね。どこか遠くへレジャーに出かけているかも知れませんね。もしかしたら、普段の疲れがたまって、お家で眠っている可能性だってありますよね。だって、人間だもの。
そんなわけで、エンジニアは休みに急には集まれません。
あー、よかった。まだしも他社回線でよかったです。まあ、どこだ、とは言いませんけどね(笑)
それにしても、昔の、国際電信電話会社(KDD)の頃は、まあ、随分、お堅いエンジニア会社だなあという印象を受けていたものですが、時代が移ろって、会社の雰囲気も変わったのでしょうね。昔のKDD神話が、どこかへ行ってしまったのでしょうね。
ですので、繰り返しになりますが、交換機(IP電話回線)の故障は、ショップ店員の責任ではありませんよ。あの人たちは、ただの代理店営業に過ぎません。そんな人たちに詰め寄って、どうしますか。せいぜい、謝ることぐらいしか出来ないでしょう。だって、普段、携帯電話機を販売する、回線を斡旋販売するぐらいのことしか出来ません。交換機(IP電話回線)の故障は、もしかしたら、違うところにその責任の所在があるのかも知れませんよ。
そもそも、VoIPサーバーというものは、文字通り、コンピュータのお化け、つまり、大きなネットワークサーバーで出来ています。それは日本のどこか秘密の場所にあり、または、国内で分散配置されていて、どれがこけてもいけない、ミッションクリティカルな装置です。その、どこが具体的に壊れたか、まだ判らないわけですよ。広報さんに訊いたって、あの人たちも生粋のエンジニアじゃありませんので、具体的にどこがどう壊れたか、概略を、エンジニアからの伝聞で知っているに過ぎないんです。もちろんですが、KDDIを擁護するものではありませんけどね。
そういうわけで、まだ原因不明です。まあ、auユーザーの方々は、たとえば、熱射病などの急病になっても救急車が呼べないとか、いろいろとご不便かと存じます。例えば、他社携帯を使えだとか、公衆電話に走れだとか、そういうお話も、無茶なお話だと思いますよ。その点は、深く理解しているつもりです。もし、身内全員がauユーザーだったら、誰から携帯電話を借りるのかだとか、公衆電話が激減りしている中で、最寄りの公衆電話機を探すのも大変だと思いますよ。それはよく分かります。
いつだったか、過去に、アマゾンのAWS(インターネットサーバーの時間貸しサービス)の、どこリージョン(地域)だか忘れましたが、もとを正せば、これだって電子計算機ですので、まず過熱に弱いのです。空調機器が壊れても故障の原因になりますし、過熱が原因以外の、何一つ壊れたって、システムとして正常稼働できません。それと似たようなことが起きた、ぐらいしか想像がつきません。
今後の原因究明が待たれます。ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん サーバーのお守りは大変 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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