どうも(・∀・)ノ 田所です。一応、工業高等学校・情報技術科出ているもんで、言うんですが、なーんで高校でサインコサインや、微積分をやるのかというと、こういうことです。
主に、モーターや変圧器(インダクタンスや誘導電流などを起こす機械)を一杯使う会社では、進相コンデンサを入れてあげないと、電気もったいないし、負の電力が生まれて変電所困るよね、というわけです。何でサインコサインや、微積分を高校で学ばせるかと言うと、主に、電力を扱う職場や仕事に使うためです。
つまり、電力の力率の改善の計算のためだけに、サインコサインや微積分を学生に強いているとも言えます。
詳しくはこちら(理化工業株式会社さん)※とっても難しいですよ※
特に大電流、大電圧を扱う、コイル(モーターなど)を使う会社は必須です。逆に言うと、それ以外の業界ではあまり役に立たない、電気回路設計の主任技術者ためだけに、こういうことを普通科含めて全員習わせるわけです。
電卓叩いて「あ、何ファラドの進相コンデンサ入れないとね」という計算が出来るようになるためだけに、高校の数Ⅲとか、工業数理で、微積分やサインコサインなどを学校がさせるわけです。
また、機械工学の領域では「ギア比」を作る時とか、「ウォームギア」「歯車」を設計する時にも使います。
(国立国会図書館デジタル館アーカイブ「田所末次郎」「歯車の割出方」で検索! うちの祖父でございます)
いずれも、亡き祖父、田所末次郎著でございます(手前みそ)「三角関数」と書いてあります。
高校生の皆さん、いずれどこかで役に立つ知識を、いま得ているわけです。特に、電気電子系にお進みの方は、要チェックですぞ。
ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 一通りやって来た ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
0コメント